おかねのダイエットと育て方

へらして、そだてる。お金でしくじった私の、家計立て直し実録

プロパンガスの値上げを拒否したい人へ|賃貸と持ち家で、できることは違います

※本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

「ガス料金改定のお知らせ」が入ってた。 高いのは分かってるけど、これも受け入れるしかないのか……?

こんにちは。投資詐欺にも、ぼったくり投資信託にも引っかかってきた かなめです。

私も賃貸アパートでプロパンガスを使っていました。値上げの通知が来たこともあります。無知ゆえに何もせず「そっか〜」と思って、そのまま受け入れていました。

そのあと都市ガスの部屋に引っ越し、ガス代は月6,000円くらいから3,000円くらいになりました。同じように料理して、同じようにお風呂に入って、半分の金額。

都市ガスとプロパンガスでここまで違うとは…。物件を見ていた時は何も気にしていなかったのですが、毎月掛かる光熱費なのでボディーブローの様に効いてきます。

残念ながら、値上げそのものを拒否することはできません。

ちなみに2025年4月からプロパンガスは請求書に内訳を記載するようになったのはご存知ですか?もし今のお住まいがプロパンガスであれば請求書を見てみて下さい。

プロパンガスの請求は基本料金・従量料金・設備料金の3つの内訳を示すルールになった。設備料金は給湯器やエアコンなどの設備費用で、賃貸で金額の記載があったら要確認。2025年4月2日に全面施行され、賃貸住宅では事前の合意がない場合は原則として設備費用の負担はない。それ以前からの契約は計上そのものは禁止されず内訳を示すことが求められる。賃貸を借りる前にガス料金を不動産業者に尋ねるよう消費者庁が呼びかけている
2025年4月に変わったこと出典: 経済産業省「LPガス料金の表示・計上方法に関する新しいルールを施行しました」/消費者庁「賃貸住宅のLPガス料金 賃貸借契約の前に確認しましょう」

賃貸のプロパンが高くなりやすい理由はガスの値段だけじゃない

プロパンガスは都市ガスに比べて設備や配送にお金がかかります。ボンベを1軒ずつ届ける必要があるからです。人が動く以上、費用が発生するのは致し方ありません。

問題はそこじゃない。

賃貸住宅では給湯器やエアコンといった建物に設置されている設備の費用をガス会社が負担していました。実はその分が入居者のガス料金に上乗せして回収されていたんです。入居者は選んでもいない設備の代金を、毎月のガス代として払っていたことになります。

しかも入居者から見ると、その分は請求書のどこにも書かれていません。だから「ガス代が高い」としか見えない。

私が「そっか〜」と思っていたのは恐らくここ。中身が分からないものは高いとも安いとも言えませんからね。

2025年4月から請求書に内訳が出るようになった

経済産業省は2024年4月にLPガスの取引に関する省令を公布しました。2024年7月には行きすぎた営業行為の制限などが施行されました。 料金の表示に関する部分は2025年4月2日に全面施行されています。

変わったこと
  • ガス料金を請求するとき、基本料金・従量料金・設備料金の3つに分けて内訳を通知することが義務になった
  • 賃貸住宅では、事前の合意がない場合、原則として設備費用の負担はないとされた(2025年4月2日以降の契約)
  • それ以前からの契約は、設備費用の計上そのものは禁止されず、内訳を示すことが求められた

3つ目は地味ですが大事なところです。昔から住んでいる部屋なら、上乗せがゼロになっているとは限りません。その代わり金額は見えるようになりました。

消費者庁も賃貸住宅のLPガス料金について注意を呼びかけています。書かれているのは、契約する前に不動産業者に尋ねること。そして「設備料金」に金額の記載があったら要確認、ということです。

賃貸の人が今日できること

手順はこうです。

手順
  1. 検針票か請求書を1枚出す
  2. 設備料金」の欄を探す
  3. 金額が入っていたら、それが何の設備の費用なのかをガス会社に聞く
  4. これから部屋を借りるなら、内見のときに不動産業者にガスの種別と料金を聞く

3の電話が気まずいと感じるかもしれません。そのときは聞き方を変えてみてください。「値上げに納得できません」ではなく「内訳の設備料金について教えてください」です。制度として通知が求められている項目ですので、懇切丁寧に教えてくれるはずです。

ここからは賃貸と持ち家で道が分かれます

それぞれでできること

賃貸にお住まいの場合

ガス会社そのものを自分で変えることは基本的にできません。ガス会社を決めているのは物件のオーナーだからです。できるのは、内訳を確認することと説明を求めることまでになります。

持ち家・物件のオーナーの場合

ガス会社を切り替えるという手段があります。プロパンガスは事業者ごとに料金差が大きいため、ここは動かせる余地が残っています。

賃貸の方は都市ガスからプロパンガスに変更は出来ません。なので、上の手順の1〜4を確認することで対策は出来るかもしれません。

持ち家・オーナーの方が比べる場合

自分で1社ずつ電話して見積もりを取ることも可能です。ただプロパンガスは公表価格が分かりにくいんですよね。比較にかなり手間がかかります。一括で見積もりを取れるサービスを使うとその部分は短くできます。

💡【PR】エネピ(enepi)でプロパンガスの一括見積もりを取る

切り替える際には注意が必要です。

知っておいた方がいいこと
  • 切り替えには現在の契約の確認が必要で、解約時に設備の撤去費用や違約金を求められる場合があります
  • 地域や住宅の形態によっては、切り替えできる事業者が少ないこともあります

安くなる可能性がある一方で手間のかかる手続きが要る話です。見積もりを見てから決めても遅くありません。

私の結論:いちばん効いたのは引っ越しでした

ここまで書いておいて何ですが、私のガス代を半分にしたのは交渉でも切り替えでもありませんで。ただの引っ越しです。賃貸のプロパンで粘るより、次に部屋を決めるときにガスの種別を見るほうが早かったんですよね。

だから今は部屋を探すときのチェック項目に1行足しています。家賃と敷金礼金と一緒に、ガスは都市ガスかプロパンか

月3,000円の差は1年で36,000円になります。同じ部屋に4年住むなら、引っ越し代がひとつ出るくらいの差になります。

固定費の見直しは、どこから手をつけるかで効き方が変わります。ガスは住んでいる場所によって打てる手が決まってしまう項目でした。

まとめ:今日やることは1つだけ

今日やること

検針票か請求書を出して「設備料金」の欄を見てください。

金額が入っているか「該当なし」になっているか。それを見るだけです。値上げに納得するかどうかを決めるのはそのあとです。

私は「そっか〜」で払い続けていました。見るだけなら60秒で終わりますので是非。

あわせて読みたい