おかねのダイエットと育て方

へらして、そだてる。お金でしくじった私の、家計立て直し実録

家計の立て直し、何から始める?知識ゼロだった私がやった順番

家計を立て直したい。でも何から手をつければいいか分からない——この記事は、そういう方に向けて書いています。

私自身、もともとお金の知識はゼロでした。それどころか、投資詐欺に遭い、銀行窓口ですすめられた手数料の高い投資信託を買い、ネットワークビジネスにも手を出した「しくじり済み」の人間です(詳しくは自己紹介に書いています)。

そこから家計を立て直したときにやった順番を、5つのステップでまとめます。

家計立て直しの順番(私がやった5ステップ):1現状を知る→2通信費→3保険→4サブスク→5貯める仕組み。減らすが先、増やすは最後

STEP1:現状を知る(何にいくら払っているか)

最初にやるのは、節約でも投資でもなく「把握」です。

クレジットカードの明細と、口座の引き落とし履歴を1〜2か月分ながめて、毎月自動で出ていくお金(固定費)に印をつける。これだけです。家計簿アプリを完璧につける必要はありません。私も最初は明細を見ただけでした。

このとき「うわ、これ払ってたのか」というものがいくつか見つかります。それが次のステップの材料になります。

STEP2:通信費を絞る(効果が毎月続く)

固定費の中で、最初に手をつけやすいのがスマホ代です。

理由はシンプルで、一度見直せば、その効果が毎月自動で続くから。食費を毎日がんばって削るのと違って、意志の力がいりません。

私は今、2つの通信会社のSIM(スマホの契約)を1台のスマホで使い分けています。やり方は別の記事に詳しく書きました → スマホ代の見直し手順

STEP3:保険を整える(「なんとなく」を点検する)

私はかつて、外貨建ての貯蓄型保険に入っていました。「保障もついて、貯金にもなりますよ」という説明を、そのまま信じて。

あとから中身を調べて、自分が何にいくら払っているのか説明できないことに気づき、解約して掛け捨ての保険に切り替えました。

ここでお伝えしたいのは「貯蓄型保険が悪い」という話ではありません。自分が入っている保険の中身を、自分の言葉で説明できるか——これが点検の基準です。説明できないなら、一度立ち止まって調べる価値があります。

STEP4:サブスクを整理する(重複と幽霊を消す)

動画、音楽、アプリ、クラウド…月額サービスは気づくと増えています。

私の場合、あるサービスの年間プランに、別で払っていたサービスの機能が含まれていたことに後から気づきました。同じ機能に二重で払っていたわけです。

点検のコツは2つ:

  • 3か月使っていないものは、いったん解約する(必要ならまた入ればOK)
  • 年払いと月払い、セット割を見直す(重複はここで見つかります)

STEP5:貯める仕組みをつくる(増やすのは最後)

ステップ1〜4で毎月の支出が軽くなったら、最後に「浮いたお金が自動で貯まる仕組み」をつくります。給料日に先に貯蓄分をよけてしまう、いわゆる先取り貯蓄です。

私はここで初めてネット証券の口座をつくり、積み立てを始めました。ただし、このブログでは個別の投資商品のおすすめは書きません。詐欺に遭った側の実感として、「これを買えば増える」という話から距離を取るのが、いちばんの防御だと思っているからです。

正直に言うと:一気にやると挫折します

順番どおり書きましたが、私は全部やるのに1年近くかかりました。

一気にやろうとすると、手続きの多さで嫌になります。1か月に1ステップくらいのゆっくりペースで大丈夫です。効果は毎月続くので、遅く始めても取り返せます。

まとめ:今日やるのは「明細を見る」だけ

  • 順番は「減らす(把握→通信→保険→サブスク)」が先、「増やす」は最後
  • 効果が毎月続く固定費から手をつける
  • 一気にやらない。月1ステップでいい

今日やることを1つだけ決めるなら、クレジットカードの明細を開いて、毎月出ていくものに印をつける。ここからです。